あれ?GoogleのURL表示に「i」マークがついてる

2016-08-18

GoogleChrome(グーグルクローム)を使っていて、つい先日から異変を察知しました。iのマークが付いている。

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何かの警告?ほっといてもいいの?まさか私のPCが壊れちゃったんじゃないよね・・・(買ってからまだ4ヶ月なのに)
こういう時はすぐにググります。GoogleのことをGoogle先生で調べました。

7月末にGoogleがアップデートされ、「SSL非対応のサイトであることをサイト閲覧者に伝えるための警告のために付けられたマーク」だそうです。

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今更聞けないSSL

SSLという言葉を見たり聞いたりする機会が増えてきました。SSLとは、どういうことなんでしょうか。
SSLとは、Secure Socket Layerの略で、ウェブサイト上で情報を暗号化して送受信できる仕組みのことです。個人情報や、クレジットカード情報などの重要なデータを、他人に無断で見られたり盗まれたりすることなく、安全にやりとりすることができます。

ウェブサイトでお買い物をしたりイベントの申し込みをしたりすることがよくあるかと思います。その時、ウェブサイト上にクレジットカードの番号や個人の名前や住所を入力しますよね。そのウェブサイトに先ほどの暗号化の仕組みが導入されていない場合、入力された情報が悪意ある人たち(ハッカーやクラッカーと呼ばれています)に盗み取られる危険性があります。自分のカードで勝手に買い物されちゃったり、住所や名前が使われてしまうという可能性があるということです。

SSLの対策をしてあるウェブサイトを見分けるには

SSL対策をしてある場合、URLの先頭が「https」になっています。対策をしていなければ「http」となります。Googleでは閲覧者が見分けやすいように、暗号化されているhttps化されているサイトには「鍵のマーク」を表示し、暗号化されていないhttpで始まるサイトには先のほどの「iマーク」を表示するようになったということです。
httpが先頭になっているウェブサイトが直ちに危険なのかというとそうではなく、個人情報を入力せずに閲覧しているだけなら、まだ問題はありません。

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SEO対策のために、SSL化は超重要!

ここからはウェブサイトを運営する方には耳寄りなお話です。Googleは昨年から、セキュリティ対策のために全てのウェブサイトをhttp から httpsへの切り替えすることを薦めています。
インターネット業界の健全性とインターネット利用者の安全を日々考えているGoogle社。SSL対策をしているウェブサイトは、検索結果で優先して表示すると発表しています。
つまり、SSL対策をしてあるウェブサイトは順位がアップするということです。まだまだ対策をされていないウェブサイトは多いようですが、「ホームページはhttpsで始まるのが当たり前じゃーん」と言われるのは遠い話ではなさそうです。

<追加情報>
「httpsで始まるのが当たり前」の時代が思いのほか早く来そうです!Googleから追加情報が発表されました↓
Google Chrome iマークがもっと変わる?追加情報

 

カテゴリー:技術ブログ

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